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この状況におけるポジティブな行動とは


東北関東大震災以来、色々考えることはあったのですが、なかなか文章にまとまらず2週間が過ぎてしまいました。

原発事故の印象は海外のメディアと国内のメディアでは全く温度がちがいますね。この春休み期間はアメリカからお客さんがきて3週間ほど一緒に行動することになっていたのですが、当然地震でキャンセルとなり、さらに、「そんなところにいるなんて危ないからすぐにアメリカに来い」、と言われました。たしかにCNNなどを見ると彼らの関心はカリフォルニアに放射能が流れるかどうかであって、東京などもうすっかり被曝地のように扱われています。アメリカミシガン州の友人からはは「東京がこんなことになるなんて、、君の家も流されたのかい?」なんてメールも来ました。
そんな中、アメリカには避難しないものの、フリーのコンサルなのに東京で平然としているのも愚かなような気がして、ビジターと共に旅行しようと思っていた旅行を前倒しして山口県に5日程旅行してきました。余震のない生活がこんなにいいものかとつくづく思いました。

出発の日(ちょうど原発に放水が始まった日でした)、9時に出勤しようとJR駅構内を走っている多くの人々、私の2時間(営業)セミナーに来てくれた方の中には、「新卒採用300人のうち18人の安否が確認できていません」とコメントする人とか、仙台の同僚から「PCが使えないので、この辺りでどこに行けば水が貰えるかネットで調べてくれ」と頼まれたという人もいました。来週の飲み会のアレンジを一生懸命にしてくれる友人、花粉症に効くいい薬を見つけて私にそれを一生懸命伝えてくれる知人もいました。
この人達は、いったいどんな優先順位の意識を持っているのだろう、ととても不思議でした。嬉しいというよりも不気味でした。

結局、そのような人が大半だったおかげで東京はパニック状態に陥ることもなく、機動隊や東京消防庁などの命を賭けた作業によって、原発事故はその後小康状態になりました。(今再び騒然としていますが)。そう考えると、このような日本人の心理はよりよい結果につながっているようにも見えるのですが、それは今時点での結果論だとも言えます。この日本人の集団心理、とても特異だと思いませんか?海外メディアが感心しているように、確かに暴動も強盗もあまり起こっていないようですし、被災地での心温まる助け合いの話にも心を動かされます。でも、私的には、全般的にこの日本人的な反応は個人としての判断を避けているように見え、日本の脆弱を感じてしまいます。これが日本人の強さでもあり、またリスクでもあるようにも思います。

こんな時にあまりに悲観的になるのは身体によくありません。本当の最悪の事態をそうていすれば、日本をさっさと脱出した方がいいに決まっています。でもそれはなかなか出来ることでもなく、いつまでも不安が続くことになります。でも少なくとも悲観的な人は現状、今あるリスクをしっかり把握しようとはするでしょう。この点ではとてもポジティブだと思います。
では楽観的になるのはどうかというと、確かに悪くはないでしょう。政府や東京電力に使われている各企業は一生懸命に事態の収拾にむけて命を張っています。私達はそれを信じていま出来ることをするだけです。できることとは、被災者の方々に対してボランティア活動をするとか義援金をきふするとか、できるだけ平静を保って生活することです。つまりいつものようにビジネスゴールに向けて仕事をすることです。
そういう意味では日本人とは結構楽天的なのでしょうか?
 そうでもないと思います。そこまで考えて楽天的な考え方を選んだ人もいるでしょうが、多分多くの人は自分の頭で深く考えないことを選んだのでしょう。スーパーでの買占めを見ても分りますが、結局は周りに合わせているだけの人が多いのではないでしょうか。
 「自分の頭で考えることの少ない日本人」のスタイルが一見冷静さを装っていますがその奥には恐ろしい思考停止が潜んでいるような気がするのです。

 ここでポジティブであるということはどういうことか?というと、結局楽観性と悲観性を状況に合わせて選択し行動できることなのでしょう。ここでは悲観性を楽観性も大きく力を発揮します。しかしどちらかに偏ることは危険だと思います。
 そして最もネガティブであるということは、悲観的になることではなく、思考停止することではないでしょうか?集団的思考停止。これが一番怖いです。

 とにかく、隠ぺい体質を持つらしい東京電力やら「はじめてのおつかい」状態の政府の言っていることなど当てにならない今、何が正しいのか分らなくなって不安になって当然ですが、とにかく自分の頭で考えて行動することが大切でしょう。悲観的な風説も楽観的な風説もありますが、最後は自分で考え判断する力しか頼りにはなりません。

 我が家ではかつて政府がばらまいた定額給付金なるものをこんな時のためにとっておいてあり、義援金として寄付しました。(当時政府の茶番に付き合うのもあほらしいと思いながらもキャッシュは欲しいので貧乏性から申請したものです。)むやみに東北の方々に直接はたらきかけるよりもこちらの方が賢明だと思います。ご賛同される方はこちらをチェックしてください。

http://civic-force.org/about/index.html

http://www.adrajpn.org/kifu_creditcard.html【緊急】東北関東大震災被災者支援をお選びください。

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